保育士の退職理由10選【面接では家庭の事情で乗り切るがおすすめ】

保育士の退職理由とは何でしょうか?

お金?労働環境?人間関係?

どんな職場でも理由は様々ですが、保育園には独特の退職理由があるのです。

この記事では保育士の退職理由について書いていきます。

保育士退職理由ランキングTOP10【退職者が多い実際のところ】

 

保育士が退職をする理由とはいったい何でしょうか?

実際に調査をしているデータは少ないのですが、今回は厚生労働省のデータをもとに書いていきます。

保育士が辞める理由トップ10について書いていきます。

1.職場の人間関係が悪い

2.給料が安く仕事内容と見合っていない

3.仕事量が多く持ち帰りやサービス残業がある

4.労働時間が長くシフト勤務も関係なし

5.妊娠や出産により退職をする

6.健康上の理由により退職【精神的・肉体的】

7.結婚が決まったためた寿退職をする

8.他業種への興味が沸いた

9.子育てや家事が忙しく仕事を続けられない

10.転居に伴い退職をせざる負えない

1.職場の人間関係が悪い

まず、トップに上がるのは職場の人間関係です。

退職理由の中でも33.5%を占めており、3人に1人は人間関係に悩んでいるということですね…。

それくらい保育園は人間関係が重要な環境なのだといえます。

2.給料が安く仕事内容と見合っていない

保育士の給料が安い。

これはメディアなどでも取り上げられていますね。

割合としては29.2%と約3割の人が感じています。

調査を見てみると、平均年収は360万円ですが、平均年齢は36歳。

保育士は20歳から働いている人が多いので、16年働いても給料はそこまで高くありません。

→ 保育士は手取り13万が現実!給料が安い5つの理由と上げる方法

3.仕事量が多く持ち帰りやサービス残業がある

保育士は子供を見ているだけではありません。

他にも書類を作ったり、書いたりとやるべきことがたくさんあります。

持ち帰りやサービス残業も多いと思って退職をした人は27.7%。

かなり多い数値だといえますね。

4.労働時間が長くシフト勤務も関係なし

保育士はシフトで勤務が決まっています。

しかし、それ以外にもやらなければならない仕事がたくさんあるのです。

割合として24.9%。

残業をしたり持ち帰ったりしており、シフト勤務は関係ない現実がありますね。

労務管理に関する不満という点はかなり多いと言えるでしょう。

5.妊娠や出産により退職をする

妊娠や出産により退職をする人が22.3%。

これは仕方がないと言える数値ですね。

保育士も勤務をしていると人生の転換期が訪れます。

妊娠や出産といった人生の区切りで退職をする人もいる現実があるのです。

6.健康上の理由により退職【精神的・肉体的】

保育士を続けたくても、退職をしなければならない人の割合が20.6%。

体調を崩したり、時には精神的に疲れてしまったり。

そんな理由から健康上辞めなければならない保育士もいるのです。

7.結婚が決まったためた寿退職をする【家庭の事情】

保育士さんは家庭的な人も多く、結婚を機に退職をする人もいます。

割合としては18.4%。

結婚を機に仕事を変えたり、専業主婦になったり、転居をしたり。

そんな結婚を機に辞める先生がいるのです。

8.他業種への興味が沸いた

他の業種への興味がわいたというのもあり15.2%。

保育士としていたけれども、ネイリストになりたい。

これは例えばになりますが、保育士から華麗なる転身をする先生もいるのです。

保育園にお迎えに来ている保護者をみていると、そんな風に感じることがありますね。

→ 保育士が転職で一般企業へ行く方法5ステップ【異業種への注意点】

9.子育てや家事が忙しく仕事を続けられない

保育士をしながら子育てや家事を頑張っていたけれども…。

大変でなかなか続けられないと感じることもあります。

割合として13.5%は、続けたくても残念ながら保育士を続けられないという現実があるのです。

10.転居に伴い退職をせざる負えない

結婚をしている先生に多い転居

割合としては11.3%ですが、旦那さんが急に転勤になった。

他にも実家へ戻らなくてはならくなった。

そんな理由から転居をすることになり、急に退職をしなければならない人もいるのです。

そのほかにも保育士に向いていない、保護者対応の大変さ、家族の事情、配偶者の意向など保育士を辞める理由となっています。

(参考:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」)

保育士退職理由は本音と違う?辞める理由の伝え方はウソが多いワケ

保育士退職理由ランキングと違う?辞める理由の伝え方はウソが多いワケ

保育士の本当の退職理由はこの通りでした。

しかし、退職をするときの伝え方が違うこともあり、嘘をついて辞めることもあります。

その理由がありますので書いていきましょう。

本音を言うと引き留められる可能性がある【離職理由による】

本音をいうと「改善するから」と引き止められる可能性があるからです。

保育士として仕事をするために、この園にこだわる必要はありません。

そのため、本音を言わずに去る人もいる現実があるのです。

退職で保育園ともめたくない【円満退職が理想】

退職で保育園ともめたくないというのも1つの要因。

保育士として仕事をする上で、円満退職を理想としているということがあります。

そのため、嘘は方便という言葉の通り、嘘をついて退職をする人もいるのです。

退職を申し出た後も保育園に残ることになるため

退職を申し出たあとに保育園に残ることになるため。

退職を申し出た次の日から保育園に来ないわけではありません。

その後も仕事をすることになるのです。

退職を申し出た後にも、仕事をすることになりますので、本音を言わないこともあります。

保育士が退職を決めた時の対処法【辞めるために転職に動こう】

保育士が退職を決めた時の対処法【転職へ動こう】

保育士が退職を決めた時の対処法について書いていきます。

「辞める」と決めたらどのように動けばよいのでしょうか?

退職時期を決める【突然の退職・年度途中はダメ】

退職時期を決めるようにしましょう。

突然の退職や年度途中での退職は避けておきましょう。

時期を決めて、あとは退職について申し出るタイミングをみて園長先生に話しをしてください。

転職をする際に解消をしたい問題を洗い出す

転職をする際には解消をしたい問題点を洗い出してください。

なぜ、退職をしたいのか?転職を希望する理由は?

この辺りをよく考えてから、転職活動をするようにしましょう。

改善する職場に行かなければ、転職をする意味がないからですね。

転職エージェントに登録をして理想の保育園を探す

時期と、改善をしたいポイントが決まったらいよいよ転職活動です。

わからないことも多いと思いますので、相談相手のためにも転職エージェントへ登録をしてください。

あなたの改善をしたい理由を解消してくれる、保育園をきっと見つけてくれるはずです。

保育士退職理由まとめ【解消方法は転職をするが一番】

保育士の退職理由ランキングについて書いてきました。

厚生労働省がした調査で、実際に勤務をする人からしている人の本音だといえます。

人間関係やお金、労働環境の面で転職をしたいという人は多いので、改善が必要かもしれませんね。

もちろん、整っている保育園もありますので、保育士エージェントに登録をして相談をしてみましょう。

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